こんにちは、Karenです!
理系大学を卒業し、技術営業として企業で働いています。 本日は、「技術営業を進める理由」をご紹介します。
私は新卒採用で現在の会社に就職し、社会人5年目になりました。入社から5年間技術営業をしています。
就職の時にどのような職業につくか悩みましたが、理系だけど座ってじっとしていることが苦手で、お客様と身近にかかわれる仕事をしたいと思いました。
過去の自分は、勉強が苦手で理系の知識に自信がありませんでした...
悩んだこともありましたが、今では「技術営業を選んでよかった」と感じています。何故そのように感じているか本日はご紹介します。
・理系でどのような職種につくか迷っている人
・技術営業がどのような職種か知りたい人
・理系だけど開発職は何か違うなと思っている人
技術営業(セールスエンジニア)の職種内容
技術営業(セールスエンジニア)と営業の違い
技術営業と聞くと、「営業と何が違うの?」や「理系なのに営業なの?」という疑問がまず生まれてくる方が多いかなと思います。
技術的技術営業とは、技術的な専門知識を活かして、自社製品を顧客に提案する仕事です。
基本的には実際にお客様へ商談をする営業なのですが、技術的な専門知識を生かすというのがポイントです。技術営業と一般営業の大きな違いは専門知識が必要かどうかです。
技術営業について詳しく知り合い方は、以下のサイトを確認してみてください。
簡単に言うと、開発職(技術職)と営業(総合職)の間の職業で、パイプ役になります。
技術営業の仕事内容(私の例)
主な仕事は、以下の4点です。
- 商談サポート(技術的な説明が必要な場合のみ同行)
- デモンストレーション(実際の機械を使った商品の紹介)
- 仕様書の作成・技術資料の作成
- 商品の技術クレームへの対応・修理
技術営業(セールスエンジニア)をおすすめする理由
私が仕事をしていて感じた、技術営業(セールスエンジニア)をおすすめする理由をご紹介します。
認知度が低い
技術営業は基本的に理系の人材を求めていることが多いです。理系学生の方は、技術職を主に探している方が多いため、「技術営業(セールスエンジニア)」の職種の認知度が低く、競争率が低いように感じます。
職種理解度が高い学生を企業は求めているため、技術営業がどのような職種かきちんと理解している方は、企業としても採用メリットが高いはずです。
お客様からは技術職とみられる
営業では、効き出せない詳しい商品の使い方を聞き出すことができます。営業では入れない、お客様の会社の核の部分に入ることができる可能性があります。(工場の内部など)そのため、課題解決の幅が広がります。
売上を上げることがすべてではない
営業と聞くと販売ノルマがあるように聞こえますが、技術営業は売上をあげることが一番大事なことではありません。(金額ノルマがない会社も有り)技術系の商品を扱っている場合、お客様も理系の開発者などが多いです。お客様の方が、技術について詳しいことも多くありますので、そのため商品の技術情報を理解してもらうことが1番の職責になります。
残業時間が少ないことが多い
よっぽど大きなクレームが入らない限り、期限のある仕事が少ないイメージです。そのため、仕事の量を自分で調節することができます。デモンストレーションなど1人で出かける場合は、時間を自分で設定できるのもいいですよね。
技術営業(セールスエンジニア)の職種を探すうえでの注意点
会社によって仕事内容が全く異なる
きちんとどこまでの仕事を技術営業が行っているかを確認しましょう。営業のように金額や個数のノルマがあるかの確認する必要があるかもしれません。(私はありません)
以下のように会社によって、募集職種が違ったり、そもそも技術営業職がない可能性があります。
A社 | B社 | ||
営業職 | 理系も可能 | 技術営業こみの営業職 | 理系歓迎 |
技術営業職 セールスエンジニア |
理系歓迎 | なし | ー |
開発職 | 理系のみ | 開発職 | 理系のみ |
また、技術職よりの修理やアフターサポートがメインなのか、営業よりの技術的な顧客対応がメインになるのかを確認することも必要になるかもしれません。
クレーム対応の時にお客様の窓口になる可能性がある
顧客と直接やり取りする立場であるため、強い言葉でお叱りを受けることもあります。自分では、商品の技術仕様どうすることもできないのに怒られるのは悲しいですよね。こればっかりは、強い気持ちを持つことが大切です。
外出頻度が読めない
一緒に行動する営業によって、外出頻度が異なる可能性があります。これだけは、入社してみないとわからないですが、大体どれくらいの頻度で、どこまで外出するかを確認しておいた方がいいでしょう。
理系女子だけとは言わず、理系だけどお客様と近い環境で働きたい方や時間に自由を求める方にお勧めです。
最後に
何故女子に特におすすめかというと、お客様も開発職の方も男性の方が多いため、クレーム時の言い方や開発職へのお願いが少しだけしやすいからです。また、営業と一緒に仕事をすることが多いため職場には、女性の方も完全な理系職よりは多く、安心感があるのではないかと思います。
ご相談や質問がありましたら、コメントいただければと思います!どのような職種にしようか迷っている方は、ぜひ参考にしていただければ幸いです。皆さんの就職活動が上手くいくことを願っています。