理系OLのひとりごと

~Karenの部屋~

福島第一原発の処理水、海洋放出について

こんにちは!KARENです

 

今日は、少し真面目な話です!最近話題になっている福島第一原発の処理水、海洋放出についてのひとり言です。

福島第一原発の処理水、海洋放出について

福島第一原発では2011年の東日本大震災以降、原子炉の冷却に使用された134万立方メートルの水が処理され、溜められています。政府は8月22日、この処理水の放出作業を8月24日にも開始すると発表しています。

汚染水と処理水の違いは?

汚染水とは?

危険な物質である放射能を含んだ水のことで、有毒であり人体に影響がある水になります。

核燃料(デブリ)に触れた冷却水は高濃度に汚染され、建屋に流入してきた雨水や地下水と混ざって汚染水の量が増えていきます。

処理水とは?

有毒物質である放射能を多数含んだ「汚染水」から、トリチウムだけを残して2段階、浄化した水です。

きる多核種除去設備に送られ、そこで浄化処理後の水が処理水と呼ばれています。

両者とも放射能を含んだ水であることには変わらないので、安全と言っても絶対に安全だと言えず、水で薄めるから安全だということだそうです。

とはいえ、日本以外でも処理水は放出されています。以下の記事をご参照ください。

NHKやYahoo!ニュースで掲載されています。

 福島第一原発処理水 “各国に比べ放射性物質低濃度” 官房長官 | NHK | 福島第一原発 処理水news.yahoo.co.jp

処理水の海洋放出は反対?

日本以外の国がやっているからいいというわけでもないと思いますが、汚染水をそのままにしておくと汚染水と混ざりあって、新たな汚染水が発生します。そのため、燃料デブリを水で冷やし続けるかぎりは、汚染水の発生量をただちにゼロにすることはできません。

汚染水の発生量を減らすためのさまざまな対策も行っています。

 ①漏らさない
 ②近づけない
 ③取り除く

それでも対応が難しかったので、今回の放出という結果に至ったのではないかと私は推測します。日本だってやりたくてやっているとはさすがに思えません。

ただ、もう少し違うフォローの仕方もあったのではないかなとは思います。

ひとり言

一番の問題は、

根拠もなくどちらかのニュースを信じることです。

間違っていても、そうでなくても、自分の意見に根拠があるならば自信をもってお互いを否定してもいいともいますが、ただただ流されて何となく発信をするのは良くないですよね。

真実は、本人達しかわからないのですから!

少し良くないなと思うこと

国民に安心を与えなくてはいけない立場の人たちが以下のような発言や発信をしたことはなんだかなあと思います。

キチンと汚染水と処理水の違いを理解しているのでしょうか?本気で問題がないと思っているのでしょうか?

・ 農林水産大臣が「汚染水」と発言したという報道もありました。

・Webで検索しても汚染水という記載がある日本の記事も見つけました。

 

また、中国では。東京電力は、過去に何度もデータを改ざんしたため、原発の安全上の問題を隠してきた「黒歴史」があるとして記事に書いているそうです。

それにもかかわらず、データで語れ、しかし、説得力のないデータを出すな。と言っているようですが、矛盾のない説得力のあるデータでも改ざんしているかもしれないではないですか!すでに矛盾している気持ちがします。

 

皆さんは、どう思いますか?

読んでいただきありがとうございました!

フォローやコメントお待ちしております